ベックの認知療法
認知療法とは
精神分析医のベックにより、うつ病の治療法として考案された。認知の歪みに焦点を当てて修正していくことで、認知の歪みによって起きる症状を軽減させていく方法を取っている。
クライエントの感情や思考に悪影響を及ぼしているのは自動思考。これは、瞬間的に頭をよぎる悪い考え・悪いイメージのこと。なぜ、自動思考が起きるかというと、これまでの経験や思い込みによって、「あ、このままだと〇〇になりそう」と考えてしまうことが習慣化されているから。これをスキーマという。
スキーマは、イラショナル・ビリーフと似ているが、こちらのほうはイメージや過去の経験も含まれるため、より広い概念として用いられる。
<覚えかた>
あなたの認知のスキーマお埋めします。笑うベック。