やわらかキャリコン

やわらかい言葉でキャリコンの勉強をしよう。

ホランドの六角形モデル

六角形モデルとは

人の職業興味を6つに分けて、同じく6つの職業分類が分かれているという考え。個人の興味からどういう仕事に向いているかを解釈するのに用いる。

 

RIASEC(パーソナリティ6つのタイプ)

(R)現実的タイプ(リアリスティック)
物や道具を扱い、秩序や組織的な活動を好む。技術関係の仕事に向いている。

(I)研究的タイプ(インベスティゲイティブ)
数学、物理、生物などに興味があり、好奇心が強く学者肌。物事の分析、意見を明確に表明する。

(A)芸術的タイプ(アーティスティック)
慣習にとらわれず、創造的。繊細で感受性が強く、独創的な発想が得意。創造的な職業を好む。

(S)社会的タイプ(ソーシャル)
対人関係を大切にし、教育、人の援助などの仕事を好む。社会的な活動にも積極的。

(E)企業的タイプ(エンタープライジング)
リーダーシップを取り、目標達成を好む。説得を得意とし、野心的な活動を好む。

(C)慣習タイプ(コンベンショナル)

データなどの情報を体系的にまとめるのが得意。責任感があり、緻密な活動を好む。

 

6つの環境タイプ

現実的環境 → 具体的な指示に従って組織的に活動することが多い。

研究的環境 → 観察し、組織的・創造的な研究をすることが多い。

芸術的環境 → 非組織的な活動や芸術的な創作活動が多い。

社会的環境 → 支援や教育などの他人への働きかけをすることが多い。

企業的環境 → 目標を達成させるなど、他人への働きかけをする場合が多い。

慣習的環境 → 整理や計画など明確で順序だった仕事が多い。

 

3レターコード

上位3つのこと。

 

一貫性

六角形モデルが有効かどうか。六角形モデルを図で示した場合に隣接した3つのタイプが上位にくると一貫性がある。対角線上にくると一貫性がない。3レターコードが対角線上にきていた場合は、その人が職業選択以外にも悩みを抱えており、自身の純粋な職業興味を選択できていない可能性を示している。

 

分化

検査を受けた人のパーソナリティの発達度のこと。例えば、特定のタイプの数値が高く、他のタイプの数値が低い状態を分化しているといえる。逆に、全てのタイプのパーソナリティの値が高い、もしくは低いと分化していない場合は「未分化」ということになる。

 

プレディガーの4つのワークタスク

データ⇔アイデア
ヒト⇔モノ