ローの欲求理論的手法
欲求理論的手法とは
ローは、パーソナリティとし苦行選択の関係性を説明した。職業選択に関わる個人の態度・能力・関心などの個人差は、親の養育態度に影響する。さらに、その人の人生で手合う人や物理的環境にも影響される。
①能力、知能、興味、態度といった人間的な特性は遺伝する。
②特別な能力や才能は、心のエネルギーが集約された結果生まれる。
③能力や興味の開花は幼年期の欲求階層説の欲求の満足・不満足の影響を受ける。
④心のエネルギーがどっちに向くかで、職業選択や生活分野は変わる。
⑤無意識な欲求が動機付けの強さを決める。
⑥欲求がすぐに満足されると、その欲求は発展しにくい。
⑦欲求が満たされない場合、高次の欲求は消えてしまうけど、低次の欲求は固執して、他の欲求が生まれにくくなる。
⑧時間をかけて達成した欲求は、無意味な行動を生みやすい。
親の養育態度
◎情緒型
過保護や過剰要求の態度。芸術関係など報酬が良い職業を志向。
◎拒否型
拒否か無関心の態度。人間関係よりもモノ思考。科学・機械を好む。
◎受容型
家族の一員として対等に愛情を受けた態度。バランスが良い。
<覚えかた>
バーロー、マズロー、親の養育が子どもの価値観を作るんだよ。