ギンズバーグのキャリア・デベロップメント理論
ギンズバーグのキャリア・デベロップメント理論とは
特徴は、キャリアを選択することについて「成長する」という観点を取り入れたこと。これまでは、キャリアは発展していくものであり、決まったプロセスがあると考えられていたが、そうではなく、立ち戻ることもあり、成長したことで価値観が変わって選択が変わることもあり得るという考えを提示した。
キャリア・デベロップメントの期間
(1)空早期
(2)試行期(興味・能力・価値・移行)
(3)現実樹(探索・結晶化・特殊化)
職業選択の3つの命題
(1)職業選択は、10年以上もかかる発達的プロセスである。
(2)職業選択のプロセスは非可逆的である。一度ある特定の選択を行なうと、後から変更しにくいものである。
(3)職業選択のプロセスは、個人の欲求と障害となる現実との妥協をもって終わる。
職業選択の3つの命題(修正版)
(1)職業選択のプロセスは、成人前期で終わるわけではない。労働生涯の全期間を通じて存在しつづけるものだ。
(2)職業選択のプロセスは非可逆的と考えていたが、そうでもなかった。
(3)職業選択のプロセスは、個人の欲求と障害となる現実を踏まえたうえでの最適化をもって終わる。
<覚えかた>
銀座のハンバーグ屋(ギンズバーグ)さんは、いろんな仕事に就いて、いろいろ考えて修正してきた結果、今の仕事に落ち着いた。